私が転職した時に悩んだ10のこと、そして決断したこと。

この記事を読んでいるということは、おそらくあなたは転職活動中かこれから転職をしようと悩んでいるのだと思います。

私は2年前(2018年)の49歳の時に今の会社に転職しました。
日本でも最近は転職に対しする敷居が低くなっているようですが、49歳だった私にとっては大きな決断でした。
特に私の世代は就職したら定年まで働くのが当たり前の世代だからです。
そのような私が、

何故転職を決意したのか?
何を悩み、どう決断したのか?
結果はどうなったか?

を今回ブログに書こうと思います。
具体的には、次の4つの目次で説明したいと思います。

(1)2年前の私に言いたい一言
(2)私が転職した時に悩んだ10のこと
3)転職後の結果
4)まとめ

なお、(2)の全てを深掘りをするとかなりの分量になってしまうので今回は概要レベルでまとめています。(それでも、かなりの量があります)
深掘りは、1つ1つ別の機会にブログの記事にしたいと思っています。

2年前の自分に言いたい一言

まず初めに2年前の自分に言いたいことがあります。
それは、

転職を決断してくれてありがとう!

ということです。
大変な事もありましたが今は転職して本当に良かったと思ってます。
そして、転職を機に私自身本当に大きく変化したと思います。

いきなり結論になってしまいますが、このブログを読んでいるあなたが転職を考えているのだとしたら、私は転職することをおすすめしたいです。
もちろん、転職してうまくいかない事もあると思いますが、転職という経験を通して人間は一回りも二回りも大きく成長できると思います。

一つ面白い話があります。
アメリカの80歳以上の高齢者を対象に以下のようなアンケートを取ったことがあるそうです。

人生で一番後悔したことは何ですか?

この質問に対して80%の老人がこう答えたそうです。

チャレンジしなかったこと

これは何も転職のことだけを言っているわけではありません。
ただ、転職も人生における大きな「チャレンジ」であることは間違いありません。
自分の人生を振り返った時、

あの時チャレンジしておけば良かった

と後悔したくはないですよね?
今回の私の経験談が、読者の方々の悩みの解決に少しでも助けになれば嬉しいです。

私が転職した時に悩んだ10のこと

私が転職した際に悩んだことをリストにしてみました。

01 本当に転職していいのだろうか?
02 自分は市場価値があるのだろうか?
03 転職出来るまでにどの程度の時間がかかるのだろうか?
04 どうやって就職先を見つければ良いのだろうか?
05 収入は減るのだろうか?増えるのだろうか?
06 家族(特に妻)は賛成してくれるのだろうか?
07 年金や退職金はどうなるのだろうか?
08 この歳で転職したとして新しい環境で周りとうまくやっていけるのだろうか?
09 新しい職場で自分は貢献できるだろうか?
10 転職後すぐに働き始めて良かったのだろうか?

これらの悩みに関して、一つ一つ私が何を考えてどう決断したのかを書きたいと思います。

01 本当に転職していいのだろうか?

一番最初に悩んだのはこのことでした。
私が転職を考えたのは、前の会社の配置転換で、今までとは全く異なる業務に就くことになったからです。
私はそれまでの仕事に誇りを持っていましたし、ライフワークにしようとも考えていました。
それが、会社から突然部署移動を命ぜられたわけです。

30年という年月を前の会社では過ごしていました。
配置転換を受け入れて、今までと同じ安定した環境を手に入れるか、自分の好きな業務を続けるため転職するかが悩みのポイントでした。

私の決断は、ライフワークと決めた仕事を続けるため、会社を辞める決断をしました。
理由は、私は何よりも「その仕事」が好きだったからです。

02 自分には市場価値があるのだろうか?

これも悩みました。
ライフワークと考えるほどの仕事ですから、それなりにスキルがあることを自負していました。
それでも、年齢は50歳直前です。

この年齢の私を採用してくれる会社があるのだろうか?
これが次の悩みのポイントでした。

しかしながら、こればかりは自分で考えても分かりません。
私の決断は、就職先が決まるまで前の職場を辞めないということでした。
本当はすぐにでも辞めて仕事探しに全力を投入したかったのですが、仕事をしながら職探しをして自分に市場価値があるかを見極めることにしたわけです。
もし市場価値がないという判断をうけたばあいには、そこからスキル磨きをする覚悟でした。

03 転職出来るまでにどの程度の時間がかかるのだろうか?

これも、転職経験がない私にとっては未知の部分でした。
ネットを調べると、就職活動に1年以上かかった例が腐るほど掲載されています。

仕事を辞めて職探しをするのなら、その間の生活費の事を考慮しなければなりません。
子供もいましので、学費も当然考慮しなければなりません。
そこが悩みのポイントでした。

私の決断は、仕事が決まるまでに時間がかかるリスクがあったので、仕事を辞めずに働きながら仕事を探すことにしたのです。

04 どうやって就職先を見つければ良いのだろうか?

これは、転職しよう考えたとき、誰でも悩むことだと思います。

転職経験のない私にとって、自分が希望とする会社、職場をどう見つければよいのか?
そこが悩みのポイントでした。

この点に関しては、私は恵まれていたと思います。
私は以下の2つの方法で就職先の候補を探しました。

・子会社へのFA制度を活用した候補探し
・付き合いのあった外資系への就職

私の決断としては、上記のルートで探した2つの会社両方の面談を受ける事にしました。
もし、上記で見つからない場合は職安やインターネットを活用した就職活動を考えていました。

05 収入は減るのだろうか?増えるのだろうか?

これが最も頭の痛い問題でした。
その当時、私には3人の子供がいて、そのうち1人は私立の大学に通い、1人は大学入試を目前に控えた予備校生。3人目は小学生といった状況でした。
前の会社では課長まで昇進していたので、それなりの年収を得ていました。

転職すると、生活費、学費をすべて今まで通りまかなえるだけの年収を得られるだろうか?
そこが悩みでした。

ただ、我が家は妻もフルタイムで働いてくれていた事もあって、たとえ年収が下がったとしてもなんとかやっていける状況にはありました。

私の決断としては、たとえ年収が下がったとしても好きな仕事を探すと決めました。
結果の詳細は後ほど説明しますが、2社採用面接を受けたうち1社は前職と同等。
もう一社は年収に100万を上乗せするという好条件を提示いただいたのです。

06 家族(特に妻)は賛成してくれるのだろうか?

どの家庭もそうだと思いますが、自分以上に心配するの奥さんだと思います。
しかも、前述の通り子供が3人おり、かなりの学費がかかっている状況でした
この状況から考えれば妻が心配するのは当然です。

自分のやりたい仕事をするため今の安定した仕事を手放して転職する。
そのことに妻が反対しないだろうか?
そこが悩みでした。

私の決断としては正直に自分の考えを妻に伝えることでした。
今の仕事が好きなこと。
転職してでもその仕事を続けていきたいこと。
その想いを話しした訳です。
結論としては妻は理解してくれました。

1点だけ妻から言われたことは、選ぶなら日本の会社にしてほしいということでした。
面接を受けた2社のうち1社は外資系で、外資系は実力で上にの乗っていくことはできるものの業績によっては簡単に社員をレイオフするリスクがあります。
その点を心配しての意見でした。
その意見もあって最終的には日本の会社に就職することになりました。

07 年金や退職金はどうなるのだろうか?

退職を考え始めた時にはあまり悩まない事ですが、いざ退職の手続きを進めると分かってくるのが年金や退職金の問題です。
インターネットで調べて分かったことですが、特に退職金は定年まで働かない場合トータルでかなりの金額を損することになります。
もちろん会社によりますが、私の場合では数百万円差が出る計算になりました。

このまま継続して定年まで勤めれば退職金は満額支給される。
このタイミングで本当に辞めてよいのだろうか?
この点が悩みのポイントでした。

私の決断としては、退職金が減ったとしても自分の好きな仕事を選択しようという事でした。
今の時点でこの選択が本当に良かったのかは正直分かりません。
つまり、退職金が少なくなったことの影響は私が退職するまでは分からないからです。
それでも退職金の金額で自分の将来を決めたくはないという結論でした。
なお、年金に関しては転職先でも同じ確定拠出年金制度があったため、こちらに関しては問題なく移行することができました。

08 この歳で転職したとして新しい環境で周りとうまくやっていけるのだろうか?

インターネットで調べると転職後に一番問題になるのが人間関係だということでした。

今まで長年にわたり同じ顔ぶれで仕事をしてきていたので、人間関係が一新することがストレスとなって仕事に影響が出るのではないか?
その点が悩みのポイントでした。

私の決断としては悩むのをやめました。
結局のところ、この悩みに関してはいくら事前に考えても答えは出ないわけです。
同じ会社内でも部署が変われば人間関係が変わります。
転職しない場合でも配置転換で部署が変わることになっていたので、それならば転職しても同じだろうと腹をくくったわけです。

09 新しい職場で自分は貢献できるだろうか?

これも転職する際皆が悩むポイントだと思います。
転職する際の悩みというよりは、入社が決まった後に大きくなる悩みといった方が正しいかもしれません。

無事就職が決まった後、採用してくれた会社の期待に応えられるだろうか?
応えられなかったら会社に居づらくなるのではないだろうか?

そんな不安が悩みのポイントでした。

私の決断としては、とにかく一生懸命やるしかないと決意を固めました。
新しい職場で認めてもらおうと考えた場合、他の人の何倍も努力する必要があります。
その覚悟がなければ転職をすべきではないと思います。

ちなみに、私は転職1年後に昇進を果たすことができました。
もちろん自身の努力もありましたが、私が自分の持っているスキルにこだわり転職をし、そのスキルを新しい会社で存分に発揮できたことを評価してもらえたのだと思っています。

10 転職後すぐに働き始めて良かったのだろうか?

これは、転職時の悩みというよりは転職後の後悔になります。

私は前の会社を辞めた後、2週間後から新しい職場で働き始めました。
ただ、今考えると、もう少し休みを取ってから新しい職場で働き始めれば良かったかな?と思いました。

転職が一般的になりつつあるといえど、人生の中での大きなイベントであることに変わりはありません。
そのタイミングに、1ヶ月〜2ヶ月ほど休んでフレッシュしたり人生に関してじっくり考えてみるなどをしても良かったかなと思います。
私に取っては今更ですが、今転職を考えている読者の方はこの事もよく考えた方が良いと思います。

転職後の結果

それでは、私の転職の結果はどうなったのか話をしたいと思います。

・転職の際に面接を受けたのは2社で、その両方から採用通知をいただきました

・年収に関してですが、子会社は前職と同額
   外資系の会社からは100万円上乗せでオファーをいただきました。私としては外資系にもかなり惹かれていましたが、前述の妻の意見を取り入れて子会社への就職を決めました。
  ちなみに、1年午後に昇格できたおかげで今は年収はアップしています。

仕事の内容に関しては大満足です。
    就職先の部署には私と同じスキルを持った人材がおらず、自身のスキルを最大限に発揮して職場に貢献することができています。
・職場での人間関係も、良い人たちに恵まれてとても充実しています。


結果を振り返ってみると、私の転職は大成功だったといえると思います。
あの時転職をを決断して本当に良かった。
悩んでいたあの頃の私自身に心からお礼を言いたい気持ちです。

ちなみに後日談ですが、前職で私が配置転換される予定だった部署に関して、元同僚に話を聞く機会がありました。
その部署はまるでブラック企業のごとく残業の毎日で、業務内容も私が想像していたものより遙かに退屈なものでした。
この点だけを見ても、転職して本当に良かったと心から思いました。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後にまとめです。

今回のブログでは、主に私自身の過去の経験に関して述べてきました。
ただ、転職とは自分で望んで転職する場合もありますが、早期退職やその他の理由で望まないで転職するという場合もあります。
特に最近では、業績が好調な企業でも早期退職を募りコストのかかる中高年の人員削減を進める会社が増えています。

つまり言いたいのは、今はまったく転職など考えていない人も明日は転職する事になるかもしれないということです。
そのときに慌てないよう今からしっかり準備しておくことが必要ではないかと思います。

実は、今回は私の経験を淡々と述べたにとどまり転職を成功させるためのノウハウに関しては一切触れていません。
私の転職はあっさり成功したように見えたかもしれませんが、私なりの以前からのキャリア戦略があったからこその成功なのです。

今回はさすがに記事が長くなってしまったので、次回以降のブログではそのあたりを深掘りして説明していこうと思います。

あつし